【子育てメモ】凹凸を持つ子のための『宿題&おたよりスマホ』
発達性読み書き障害を持ったお子さんのエッセイコミックが、このたび上梓されたとのこと。
【新連載】
— 千葉リョウコ (@chibaryoko) 2017年3月8日
ポプラ社さんのwebマガジン「WEB asta*」 https://t.co/xnbp0DCadD で3/13(月)からコミックエッセイの連載が始まります。発達性読み書き障害の息子のことを描きます^^たくさんの方にこの障害のことを少しでも知ってもらえれば嬉しいです。 pic.twitter.com/2j3oukvvfD
読ませていただいたんですが、とても良い内容だと思いました。現在、高校生のお子さんのお話。小学5年の時点から始まっていて、すでに整理された経験談なので、安心して読めます。オススメ!
ところで、
ディスクレシアと、空間認知の不得手による書字能力の凹凸。どれくらい違いがあるんだろう(うちは後者だと言われてて、厳密には書字障害ではないと言われてる) https://t.co/llqnVvJoFW
— ママリじろう (@parariqa) 2017年3月13日
算数は、ほぼ困ったことがない。勝手に理解してる。国語の読解も、作文もだいたい平均。勉強はあまり課題じゃないらしい。
— ママリじろう (@parariqa) 2017年3月13日
ただひたすらに書字が凹みで、かつ体幹が弱いから、授業態度が良くないように見える。集中力も途切れ途切れ、感覚鈍磨で何でも口に入れる。 https://t.co/JH8EAZtc78
我が家の長男も、このような感じ。
書字障害とは診断されていませんが、支援センター等では、ほぼ準じた指導や対応をすすめられてきました。無理しても身に付かず、二次障害につながりかねないためです。
ICTの活用は、なかでも強くすすめられる対応策。
学校の先生は「なんとか手書きで…」と頑張られますが、支援アドバイザーさんなどは「無理は禁物!!」と一刀両断。うーむ。
特に苦手なのは漢字ですね。覚える気もなけりゃ、マスの中に納めて綺麗に書くのも、ひどく不得手。しぜん、ノートテイクも間に合わないことが。
機を見て学校へのデジタル機器導入も考えてはいますが、本人あまり乗り気じゃないため、今は様子見です。
宿題だけでも楽になるよう、古いスマホを長男専用に用意して、サポートアプリを詰め込んでみることにしました。
スマホ機種
infobarのニシキゴイ、スマホだけど物理キーがついているやつです。
なんのこだわりもなく、ただ家に余ってたので、これにしました笑。ちなみに、SIMはあらためて購入しておらず、自宅内Wi-Fiだけでの利用です。
アプリ①:ど忘れ漢字
知りたい漢字の読みがなを音声入力すると、漢字を予測して表示してくれます。けっこー正確。
漢字の書き取り、宿題に多いですよね。本人、すごい面倒らしくて。
これなら、写真のようなドリル形式でもすぐ調べられてラクですし、「この漢字を使って文を考えよ」といった問題でも、思いついた文を呟いて、見ながら書くだけ。サクサク進められるようです。
「それは勉強になるのか…?」
そう思いますよね、うんうん。わかる!
しかし。やらないよりは100倍マシだ。
我が家では、そう考えるようにしていますw。
スマイルゼミのときまで使ってて、何が何やらです。
アプリ②:かけ算ラリー
動画がありました。
もうずっとそうなんですが、我が家は計算カードをスキップし、アプリで代替しています。かけ算の場合、androidだとこのアプリが我が家にはベストかなと。
足し算引き算は、こちらの記事にあるものを利用しています。
アプリ③:独り言つぶやき日記
うちの小学校では、週末のみ日記の宿題があります。また長期休暇になると、ひとこと日記なる、一文だけの日記を毎日書かなきゃなりません。面倒くさがるんですよねー。
このアプリは、音声入力でつぶやくだけで、日記として残してくれる優れもの。画像も貼れます。
ひとこと日記をまとめ書き派にはもってこいですし、作文の下書きとして活用しても便利かと思います。
音声入力にはネット環境が必要ですが、キー入力なら繋がってなくても大丈夫なので、おでかけに持っていって記録→作文にまとめ、な流れも可能そう。
アプリ④:タイマー
大手企業の富士通さんなんですが、特別支援アプリを結構だしてくれています。そのひとつで、視覚支援できるタイマーです。
シンプルで使いやすく、視覚で見せるタイマーの形(四角や三角、円など)選べるところが素敵。
感情支援や絵カードのアプリ等も作られていて、全て無料なので、チェックされてみてもイイかもしれません。
アプリ⑤:Skype
通話とメッセージのため、入れました。googleハングアウトでも何でも良かったんですが、古いスマホにはSkypeしか対応してなかった…
なので、遊びにいくときスマホを持たせる…という方法はとらないのですが、私は出社してて長男はお留守番、といった場合には、これで連絡がとれます。
基本的にはあまり留守番させないようにしてますが、長期休暇ではあり得るシチュエーションなので助かるアプリですね。
あと、長男はメッセージ好きらしくw叱ったあとなど、Skypeで悪態をついてきたり謝ってきたりしますw
アプリ⑥:キッズ・プレイス
スマホ導入にあたり、一番気を使ったのがセキュリティ対策です。
google検索があるだけでも、子どもは何をしでかすかわかりません。このアプリでは、下記が可能です。
- 子どもに使わせたいアプリのみ置いたホーム画面を作れる
- 広告リンクには、ブロックされて飛ばなくなる
ホーム画面を変更したり、アプリ内容を変えたりしようとすると、必ずパスワードを求められます。無料でこの機能、ありがたいです。
長男スマホでは、キッズ・プレイスを常時起動して、上に紹介したアプリのみ表示させています。
その他
スマホ以外のICT教育としては、スマイルゼミをもう1年やってます。毎月シルバーかプラチナランクを獲得していて、まあまあ偉いですねw続いてます。
詳細は過去記事からどうぞ。