罪悪感 of 保育園の変遷を振り返ってみた
子どもたちは、ほぼ1歳になった瞬間から保育園に通った。平日は朝9時から18時まで保育園に預けてきた(次男はちょっと違うが、それは後述する)。
それが家庭に、子どもに、ひいては母親としての意識に、どのような影響をもたらすか?
罪悪感は、どこから生まれてくるのか。
自己紹介(乙)を兼ねて、保育園な罪悪感の変遷を振り返ってみたい。*1
わたしのスペック
- 事務職、残業は月1であるかないか
- 実家はどちらも遠方
- 夫は激務→起きてる間には帰ってこない、祝日のない業種
長男への罪悪感
1-3歳のころ
いわゆる一般的な「罪悪感」を、最も醸していた。
預けるとき泣いてかわいそう…家事と育児と仕事の両立、不可能…部屋が汚い…のんびり子育てしたい… |
そもそも子育てに慣れていない時期である。本やテレビ・ネットなどのマニュアル、自分が親からされた子育ての「記憶」のみを根拠に頑張っていた。
今思えばヒマだったね。
- ママ友ランチ
- 子どもに手作りしてあげる
- 英語とかスイミングとか、いわゆる習い事に挑戦してみる
みたいなことは、長男にはよくやってあげたと思う。だからこそ、他所の子供と比較する機会が多かった。それが、保育園に預けているせいか…みたいな枝葉になることがあった。
この時期、VERYは読まないほうがいい。
4-6歳のころ
下の子が生まれ、意識が180度変わる。保育園=神だ。
保育園のない2人目出産とか無理ゲー |
うちは実家が遠方で夫は激務。通いなれた場所に日中預けられることは、もう本当、毎朝土下座してもかまわない!くらい助かった。
しかしそれはそれで
なんかズルしてる気がしてきた… |
母親の状態は、ぶっちゃけ専業だろうが兼業だろうが同じだ(育休とってるから)。働いてないのにこんなラクしていいのか…?という謎の罪悪感が発生。
この時期、日経ウーマンは手に取るべきでない。
小学校入学後
幼稚園ママって物腰やわらかい…保育園ママすぐ見分けつく… |
子どもたちは出自で多少変化がみられるが、まあ半年もたてば同じになる。しかし母親のほうは、ものごとに対する合理性というか、とらえかたが全然違う。
そしてよく言われることだけど、小1の壁。
下校したら家にいてほしいって言い出した!? |
ですよね、っていう。
保育園時代はみんなお仕事しているけれど、小学校は違うから。働いてないママもいっぱいいて、それをまた共有しあうからねえ。だからって仕事辞められないし。
次男への罪悪感
次男は今、保育園へきっちり通ってはいない。週2日は、午後に児童発達支援へ行っているからだ。
保育園の先生方、お手数ばかりかけて申し訳ありません… |
長男はマイペース極まれりだったものの、それなりに集団行動についていってはいた。次男はついていこうという気がない。なので本当に申し訳ない。現在、最大の罪悪感だと思う。
他人に干渉しない子なので、人間関係のトラブルがないことだけが救いだ(保育園の先生とトラブってるともいえるが)
本人に対しては、
のんびり系幼稚園のほうがええんかな… |
という逡巡はあるものの、私の勤務も、長男の都合も加味した「ベター」を選んでいるから仕方ない!と考えるようにしている。
たまひよ系雑誌?もう5-6年は読んでないですねえ…
まとめ
- 罪悪感は、子育てのステージでだいぶ変わっていた
- 「なぜあんなに悩んだのか?」という罪悪感も、過去を悔やむ罪悪感もあり種類いろいろ
- 他人が口を挟めるほど単純なものでもない、家庭ごとに事情は異なるだろう
以上、現場からお送りしました。
*1:子どもへの実際の影響は、計り知れなさすぎるので割愛する。