【子育てメモ】合理的配慮を、小学校や保育園ではじめてもらうまでにやったアレやコレ
わが子たちの現状
長男は普通級の小2、次男は保育園年少。マイペースにのーんびりと(汗)日々たのしく学んでいます。
切り替えが下手、指示が通りにくい…
こうした特性を抱える彼らが、周囲に迷惑をできるだけ掛けず、かつ本人がストレスをあまり抱えることなく集団のなかで学んでいくには、どのような工夫が必要か。
完璧にサポートするということは不可能です。
けれども、できるだけ合理的配慮はしてあげたい。連携をすすめていくには、どうしたらいいのか?そんなことを日々考えつつ…先生方や相談員さんと、密に連絡をとっています。
保育園も小学校も、視覚支援をどんどん押し進めてくれていてありがたい限り。一方で、母として覚悟を決めないとなあ、って感じだ。でも子供たちが本当にノーストレスみたいだし良いことだよな
— ママリじろう (@parariqa) September 28, 2016
合理的配慮を親から頼む、この難しさ
「合理的配慮」は、基本的に親が動いて、依頼していかなければ実現しないものらしいです(また聞き失礼)。
とはいえ、親は専門家じゃありません。むしろ「集団での教育」という面だけで見れば、あたりまえですが教師のほうがスペシャリストなわけです。その方々に対し、
絵カード貼ってください
とか
時間をこまめに示してやってください
とか指示してもですね、だいたいは聞いてくれない。いや、まずは言ってみるべきなんですけれども。言ったところで
とまどい、微笑して流される
というのが大半かもしれません。理由は「ひとりに手をかけられない」とか、いろいろでしょう。経験上無理、ということだって大いにあり得る。いまだ、私も、もがきに もがいている部分は多々あります。
やってみたこと
子どもについて比喩で解説する
先生方に、事あるごとに説明してみました。できるだけ即物的に。例えば、
・ロボットみたいなもので、思い込みを上書きするのが難しいです
とか、
・目に入った情報を取り込みすぎるし、しかもデータの整理整頓がまだできないので、すぐフリーズするんです
とか。「やる気がない」「泣くばかり」みたいな話しても(実際そうだとしても)、なんか建設的な話し合いにならない。あと、専門用語使ってると聞いてもらえなくなります。比喩にうつして分かりやすく話し合う、というのは結構重要でした。
自宅でやってる視覚支援グッズを持っていて見せる
我が家は視覚支援の館といっても過言ではなくw、とりあえずあるものは持って行って、ガンガン見せました。タイムタイマーやスケジュール用のマグネットボード、片づけ促進のための写真付きボックス。動かせないものは写真を撮って見せました。
「この方法が効いてる」という情報の共有ですね。
伝わると、なんとなくそちらに寄せた対応をしてくれたりします。
具体的に困ってることを聞き、家で言い聞かせる
具体的っていうところがキモ。たとえば、作品づくりに意欲を見せないとき。「次男君の絵、参観日でママみたーい♡」とか言うと、サクっとやったりw。裏返すと、家で言い聞かせてなんとかなるのは、そういうレベルのことしか無理だと思う。
でも、
困ってることあったら言ってください!家で理由を聞いて、話してみます!
っていう態度がこちらにあるのは、重要かと思います。
家庭で、家庭なりに工夫している様子を伝える
「園にばっかり求めて…」って思われちゃうのは、ちょっとマイナス。これやってみてます!っていうのはこまめに伝えています。集中させたいとき(着替えなど)は、できるだけ何も置いていないスペースでやらせてます、とか。
まあ、やりすぎると確実にうっとおしいのでw、適度に。
もちろん完璧じゃない
こういうふうに記事にすると、すんごい偉いお母さんみたいですけど。全く違いますね。モンペ寸前じゃねえか、といつもビクビクしています。。
ほとんど私の安心のためにやってる、って面が大きいです。
まあ、これからも頑張っていきまっしょい、っていうところでしょうか。
学校の先生は、子供本人にある程度の効果が見られてくると、勝手にどんどん支援の工夫をしてくれるときがある。やっぱり子供に伸びてほしい、という願いがあるのだろう。また、これから特性のある子に対応するための試行錯誤をしてる感じもあるな。キャリアのためな
— ママリじろう (@parariqa) September 28, 2016