私が病んでいた(る)こと。夫が、働き方を変えてくれていたこと。
ふと思い立って、ソーシャル・プロフィールをつくりました。
…とはいえ、実生活に紐づくアカウントは何もなくw すべて匿名で書き散らしているものを、まとめただけのページです。でも、こうやっておくと
「あらー、こんなに書いてきたのね」
なんて思えて、なかなかいい気分(自己満足)。そうそう、instagram…はFacebookと紐づいていやなので、Google+はじめてみました。おひまなら、きてね。
読み返して気づいたこと
私はなんだかんだ、すぐ日記など、書く場所を変えてしまいます。
なぜなのかしら…と思い起こすに、やはり、気分を切り替えたくなったら新しいブログを作っちゃっているようなのですね。
まとめていくなかで、古いブログなど読み返しました。もともとは、こんなふうに子育てブログを、ふつうーに書いてた。
これは長男の保育園、ちょうど今の次男くらいの年でしょうか。
うん、すでに結構、兆候あらわれまくりじゃないですかw 次男のコト、リア充とか言ってる。うんうん、定型だと信じたかった頃だなー。でも次男、すっごい育てやすかったですからねえ。
で、長男がやっぱり、小学校入学から苦労し始めて。「マイペースLIFE」というブログに移行しました。
このあたりから、私はホントーーーーに、小学校が苦手になってきました。
逃げられない
そもそも私自身、学校に良い思い出がないのです。
先生も嫌いだし(個人的に嫌いなのではない、でもトラウマだからどうしようもない)、あの典型的な建物自体も、生理的に駄目。集団生活は、思ったよりも私のメンタルに、ひどい影響をおよぼしていたようです。
でも長男は、スペシャルな対応が必要。
自分のトラウマに直面するからこそ、絶対に避けられない、彼のために避けてはいけない、と思い込みました。
療育センターへ電話をかけ、可能な限り長男について説明。受診予約をとり、主治医へ可能な限り、冷静に説明。テストを受け、すぐに診断がくだり、襲ってくるネガティブ感情をなんとかする(どうやってなんとかしたか覚えていない)。
すぐに放課後デイサービスへ申し込みました。
積極的に学校へ赴き、先生方と協議し、いろいろとお願いし、合理的配慮を求めました。…求めたけど反応が薄かったので、校長先生を含めたケア会議もお願いしました。
そのすべてが、私を傷つけていたと思います。
ビシビシ心臓から血が出てる感、ありました。でも解決のしようがなかった。夫に泣きながら愚痴ったところで、なんにもなりませんでした。
やらなきゃ、どうしようもないからです。そして、私が始めたことだったからです。周囲は、長男へのサポートを誰も理解していなかった。まだ。
壊れてきた
長男にあったデイサービスを見つけられたことは、とてもよかったです。
もし見つかってなかったら、潰れてた。潰れたらどうなったか、私にも想像がつかないですけれど。何が一番よかったかというと、「学校のコミュニティと同等のコミュニティを、別に持てた」こと。
トラブって疲れて、学校を休んだ時も。学校でハブられて、泣きながら帰ってきたときも。放課後デイに行って気分を変えました。
とはいえ、参観日などはこれまでどおり、落ち込む日々(私が)。
本当に行きたくない。しかし、長男は来てほしいし、見て褒めてほしいという。小学校が嫌いだけれど、行かなくてはならない。行ったらハラハラして、帰ってきて疲れ果てる。怒らないように気をつける、だって彼は褒めてほしいのだもの。
そして来ました、次男…保育園になじまない!
だいぶん限界がきていたと思います。twitterで荒れる日々。
そのころ夫はどうしていたか
彼なりに、なんとかしないと…とは思っていたようです。
そもそも夫は、全然家にいない人でした。仕事が忙しすぎたからです。午前様は当たり前、そういう部署にいました。私の父もそのような働き方だったし、激しく文句は言いながらも、仕方がないのだ、それが夫婦なのだと考えるようにしていました。
しかし、
私は働き続けて、かつ、子どもたちが社会と関わるサポートを、深めに行っていました。
河を見たら飛び込みたくなったり、
長男をひどく責めたり、げんこつでなぐったり
しはじめました。仕事だけは変わらず続けましたが、何度も辞めたくなって、「辞める」と夫に宣言したり。夫は困惑した顔で、「それならばこのマンションには住めない、家賃が足りない」とだけ言いました。もう死にたくなりました。
そんな話をしたいのではないのです。限界だと分かってほしかった。
そのころのことは、あまり記憶がありません。
そして、今
気づいたら、夫が、ものすごく家事ができるようになっていましたw
本当に覚えていないんですが、いつのまにか、夫がかなり家事を片づけてくれるようになっていました。料理も洗濯もすごく上手になって、まさに兼業主夫です。
私は心療内科へ定期的に通い、心のおちつく、興奮しないお薬をいただいています。
次男は転園して、よい環境になりました。
長男は、小学校に慣れて、かつ成長してきました。お友達も、狭い範囲でなく、広い範囲でお付き合いができるようになってきました。放課後デイは、バスで通ってくれるようになり、頻度を増やせました。
そして、最近知ったのですが、夫は部署替えを願い出ていました。
早く帰ってくるな…とは思っていたんですけど、まあそういう時期もあるんだろ…くらいに考えていました。ハッキリ言わないので分かりませんが、20時くらいまでには帰ってきてくれます。でも全然言わないので、まったく知りませんでした。
なぜ部署替えの件がわかったか?
私が昇進して、ほんのすこしだけお給料が増えたのです。
それを告げたら、「おお、減った分が補てんできるな」とぽろりした。は?何の話?と問いただしたら、残業が大幅に減るよう、ちょっと動いたんだと吐きました。それ以上は、絶対に言わない。
なぜ言わないんでしょう。
悔しかったのかもしれない、思い切り働けないのはつらいのかもしれない。よくわかりません。でも、私は、
ちょっとうれしかったです。
きっと、また来る
全然ゴールじゃないし、問題は山積みだし、思春期なんかもう、どうなることかわかりません。w
でも、また、超えていけたらいいなあと思います。ごく個人的な、これまでの総括でした!
【子育てメモ】座位保持の椅子が、保育園で手作りされてて嬉しかった話
ある日、ふつうに保育園に行ったら、座位保持の椅子が作られていました。
次男用にカスタマイズされた椅子です。
さすがに実写はアレなので、絵を描きました。
内転防止の突起つきです。高さがあうように、踏み台まであります。このように、後ろ側はヒモでくくられています。
目にした時、すっごくビックリしました。
座位保持用の椅子といえば
バンビーノチェアですよね。
体幹弱めの子にとって、とても良いらしい。ぜひ保育園など取り入れてほしいところですが、…7万円くらいします。
これを工作で作る!という発想が、私にはなかった。というか、たとえ作っても、園側が受け入れづらいだろうなあと遠慮したはず。
保育園が、こういう対応を思いつく…そんなに知識があるものなのぉ!!と、まあ、何と失礼なわたし笑
でも、驚いちゃったんですね。
本人も、「お昼ごはんが食べやすくなった」と喜んでおります。
今の保育園には、なんか色々ある
とりあえず、めっちゃビッグなタイムタイマーが教室にあります。
また、砂時計がたくさん用意されている。時間を守りづらい子には、個別に渡して、それを見ながら行動させたりするらしいです。
こんなん。ウチの次男は、時計はなぜか完璧らしく、ふつうの時計で指示入れてるとのこと。
あと、掲示物がとても少ない。
こんくらい。(こんなにおしゃれじゃないけど)
あとは…ストーリー性のある総合保育ですね。年度ごとにテーマを決めて、「ごっこ遊び」をめぐる保育が展開される。これねー
ものすっごい
楽しいらしい
です。よかったね。ここの園が、方針似ているかもしれない。
謎
担任の先生⇒
「次男君、ほんと指示もちゃんと入るし、ほとんど特別支援はしてませんし、毎日楽しそうですし…なんで診断されてるんですかねー?すっごく不思議ー」
えっ
こんなに
支援してるのに?
なぜ椅子とかは支援にカウントされないのだろう…
しかし、ありがたいことですね。ほんと転園してよかったっすわ(しつこい)
【子育てメモ】凹凸を持つ幼児が、就学前に過ごす場所(幼稚園、保育園、etc…)
こんばんワイン(もう誰も分からないギャグ…)。
さて今日は、就学前の凹凸っ子たちについて。
我が家の兄弟は、保育園に1歳からお預けしてきました。母たる私が、ずっと働いているからです。また次男については、園選びを試行錯誤した経緯があります(しつっこく言及してる通り)。
凹凸っ子の就学前教育について死ぬほど調べましたし、また
「こんなの、普通の人は知らんわな…」
っていうようなことがたくさんあって。まとめたくなったので書いてみます。ほぼ自分用のメモです。
※ご注意※
我が家は、兄弟とも
- 自閉症スペクトラム障害(軽度)
- 地方都市に在住
です。参考にされる方はご注意を。
■ 就学前の居場所一覧
義務教育(小学校)に入る前の子どもには居場所として、いくつかの選択肢が用意されています。
- 保育園・保育所
- 幼稚園
- どこも行かない(在宅)
3歳になった時点で既に、結構な割合で『社会的な居場所』があるんじゃないでしょうかね。保育園に行ってるか、幼稚園に行ってるか。3を選択する人はもう少ないですねえ。
■凹凸っ子の場合
凹凸っ子の場合は、もう少し選択肢が広がります。診断内容によっては、「こちらにしましょう」と、きっぱりルート提示される場合も。
- 保育園・保育所
- 幼稚園
- 療育園
- 児童発達支援
- どこも行かない(在宅)
1.保育園・保育所
「保育に欠ける」子どもを預かる前提となっている、保育園。
支えるのは、子どもたちの生活。イコール、生活スキルの育成に力点を置く考えです。凹凸っ子は身辺自立を習得しづらい側面があるので、そうしたイデオロギーに成り立つ保育園は、凹凸っ子にオススメされやすいようです。
ただ幼稚園の亜種もあるからね!!!気を付けてね!!!(しつこい)
集団生活を送るうえで支援が必要と判断されれば、「加配」と呼ばれる先生が専門でつきます。これは幼稚園も同じ。
しかし…保育士さんの人手不足は、皆さんご存知の通り。加配がつく基準はかなり厳しめです。加配一人につき対象児童が3人だったり、午前中のみの配置だったり…ギリギリ感は、見ていて強く感じますね。
2.幼稚園
ええとですね、幼稚園は我が家、関わったことないんですよ。なので完全また聞き情報ですね、ハイ。
幼稚園は、通ってる時間そのものが短い。14時帰宅とかです。なので、
お母さんがメインに養育(あわせて療育を最大限利用)しつつ集団生活の練習…というスタンスならば、幼稚園って、イイのかもね?
という感想を持ったことがあります。
厳しい系の幼稚園では、そりゃあもう苦労するでしょう。まず選ぶべきでない。しかしその反対、真のノビノビ系幼稚園というものが存在するらしい。カトリック系とかで、超・自由にやらせてくれて、脱走しても怒らないような…先生がシスターで、みたいな…
生活・身辺自立より、教育的視点(しかも園ごとのポリシーに基づく)を重要視する幼稚園のほうが気楽&園側としても苦労なし、ていう凹凸っ子は…もしかしたら存在するかもしれないです。保育園は生活を重視するぶん、生活に厳しいとも言えるから。
ケース・バイ・ケースですよね。
ただし。「小学校に入るまでに集団生活へ適応できるか」という問題が。
ノビノビ系幼稚園では問題なかったけど、入学してドッカーン!と乱れる⇒即診断、というケースも、何件か耳にしました。お母さん同士のつながりが強すぎて…アクの強い凹凸っ子の保護者としては、ストレス耐性が問われるかもしれぬし…モゴモゴ。
3.療育園
療育園は、選ばれなければ行けない場所。
少なくとも私の地域では、そうです。手厚く、カリキュラムはきめ細かく、個別療育も受けられると聞きます。問い合わせてみましたが、「手帳がなければ絶対に無理」との返答でした。
3年間通うという子もいれば、1年くらいで卒業して、幼稚園・保育園に編入するパターンもあるそうで。αブロガーのアマミモヨリさんちは、息子さんが年少のみ療育園へ行かれていたみたい。
また、こちらの方のブログ記事がたいへん参考になりました。検討されている方は、ぜひご覧になるとよさそう。
支援センターの近隣に、情緒専門の療育園が設置されていました。
検査や定期受診の帰り、単独通園をする一団によく出会いました。リュックを背負って、うちの次男と全く変わらない様子でバスから降りて、楽しそうに施設に入っていきました。その頃は本当に辛かったので(転園どうこうの頃ね)、すごく羨ましかった。
スペシャリストが作り上げる通園施設だからこそ、そのあたりは非常にシビアです。
子ども本人を踏まえて専門家が検討・分析の結果、真に支援が必要な子だけが選ばれます。だから、行けるチャンスがあるなら絶対に行くべきだと、私は思います。
4.児童発達支援(児童デイ)
我が家は一時期、ほとんどここに通ってました。次男が登園拒否でしたからw
さすがに保育園に絶望してまいりまして、半日は民間療育に通わせる手を考えている
— ママリじろう (@parariqa) 2016年6月22日
半年くらいは通いましたかね。週3日、平日の午後いっぱいでお願いしていました。療育園は行けなかった、しかし普通の幼保ではなかなか…という場合、とても利用しやすいサービスじゃないかと。手帳は要りませんが、受給者証を取得します。
- 非常にのんびり
- 保育者の人数は手厚い(定員10名で、先生3名くらい)
- 発達障害に対する知識がある保育環境
この3点そろった、少人数での集団保育が受けられるという場所というのは、なかなか貴重です。
「本格的な療育」を期待すると、なかなかそこまでは…というところ。本格的な保育・教育だって、もちろん望みにくい。放課後等デイサービスの流れを汲んで、やはり<居場所づくり>の意味合いが強いんでしょうね。
それから児童デイって、どうも
がっつり9時半から開始、お弁当あり、15時ごろ帰宅
というプレスクール型と
午前or午後だけお預かり/週に何日かだけ通園
といった放課後デイサービスの児童版、2つのタイプがあるみたい。我が家は後者でしたが、3歳児時点では
(もういいわ。あと1年くらいは、ここに毎日、午後だけ通ったって)
などと思っておりw 今思えば、フリースクール的でもあるなあと思います。
■カリキュラムを比べてみる
インターネット上でざくっと調べられる1日のカリキュラムを、各施設で調べてみました。
①保育園
一般的かなあというカリキュラムとして、東岸和田保育園さんから引用させていただきました。うん、こんな感じですね。当然だけど、園にいる時間がながい。だから設定保育が二回あるのね。
②幼稚園
教育要素を多く取り入れている、奈良学園幼稚園さんをピックアップしてみた。黙とう、素読(漢詩ことわざ等等!)…そのうえで設定保育も行う…午前中、わりとギチギチなんだな。でもハマる凹凸っ子は、ガッチーーン!とはまるのかもしれない。
③療育園
山口県山陽小野田市にある「なるみ園」さんのカリキュラム。理学療法士・言語聴覚士さんの指導が週1で、ことばの教室もある…こんな楽園がああ!設定保育⇒設定療育になっていたり、保育園に流れが似ていますね。午後には個別指導あり。
④児童発達支援(児童デイサービス・発達障害児向け)
札幌にあるソレイユの森さんから。この施設さんだけじゃなく全般に、児童デイには設定保育という考え方があまりない(ような気がする)。のびのび過ごしつつ、少人数保育がテーマ…そのあたりもフリースクールに似ているんじゃないかな。
【子育てメモ】凹凸を持つ子のための『宿題&おたよりスマホ』
発達性読み書き障害を持ったお子さんのエッセイコミックが、このたび上梓されたとのこと。
【新連載】
— 千葉リョウコ (@chibaryoko) 2017年3月8日
ポプラ社さんのwebマガジン「WEB asta*」 https://t.co/xnbp0DCadD で3/13(月)からコミックエッセイの連載が始まります。発達性読み書き障害の息子のことを描きます^^たくさんの方にこの障害のことを少しでも知ってもらえれば嬉しいです。 pic.twitter.com/2j3oukvvfD
読ませていただいたんですが、とても良い内容だと思いました。現在、高校生のお子さんのお話。小学5年の時点から始まっていて、すでに整理された経験談なので、安心して読めます。オススメ!
ところで、
ディスクレシアと、空間認知の不得手による書字能力の凹凸。どれくらい違いがあるんだろう(うちは後者だと言われてて、厳密には書字障害ではないと言われてる) https://t.co/llqnVvJoFW
— ママリじろう (@parariqa) 2017年3月13日
算数は、ほぼ困ったことがない。勝手に理解してる。国語の読解も、作文もだいたい平均。勉強はあまり課題じゃないらしい。
— ママリじろう (@parariqa) 2017年3月13日
ただひたすらに書字が凹みで、かつ体幹が弱いから、授業態度が良くないように見える。集中力も途切れ途切れ、感覚鈍磨で何でも口に入れる。 https://t.co/JH8EAZtc78
我が家の長男も、このような感じ。
書字障害とは診断されていませんが、支援センター等では、ほぼ準じた指導や対応をすすめられてきました。無理しても身に付かず、二次障害につながりかねないためです。
ICTの活用は、なかでも強くすすめられる対応策。
学校の先生は「なんとか手書きで…」と頑張られますが、支援アドバイザーさんなどは「無理は禁物!!」と一刀両断。うーむ。
特に苦手なのは漢字ですね。覚える気もなけりゃ、マスの中に納めて綺麗に書くのも、ひどく不得手。しぜん、ノートテイクも間に合わないことが。
機を見て学校へのデジタル機器導入も考えてはいますが、本人あまり乗り気じゃないため、今は様子見です。
宿題だけでも楽になるよう、古いスマホを長男専用に用意して、サポートアプリを詰め込んでみることにしました。
スマホ機種
infobarのニシキゴイ、スマホだけど物理キーがついているやつです。
なんのこだわりもなく、ただ家に余ってたので、これにしました笑。ちなみに、SIMはあらためて購入しておらず、自宅内Wi-Fiだけでの利用です。
アプリ①:ど忘れ漢字
知りたい漢字の読みがなを音声入力すると、漢字を予測して表示してくれます。けっこー正確。
漢字の書き取り、宿題に多いですよね。本人、すごい面倒らしくて。
これなら、写真のようなドリル形式でもすぐ調べられてラクですし、「この漢字を使って文を考えよ」といった問題でも、思いついた文を呟いて、見ながら書くだけ。サクサク進められるようです。
「それは勉強になるのか…?」
そう思いますよね、うんうん。わかる!
しかし。やらないよりは100倍マシだ。
我が家では、そう考えるようにしていますw。
スマイルゼミのときまで使ってて、何が何やらです。
アプリ②:かけ算ラリー
動画がありました。
もうずっとそうなんですが、我が家は計算カードをスキップし、アプリで代替しています。かけ算の場合、androidだとこのアプリが我が家にはベストかなと。
足し算引き算は、こちらの記事にあるものを利用しています。
アプリ③:独り言つぶやき日記
うちの小学校では、週末のみ日記の宿題があります。また長期休暇になると、ひとこと日記なる、一文だけの日記を毎日書かなきゃなりません。面倒くさがるんですよねー。
このアプリは、音声入力でつぶやくだけで、日記として残してくれる優れもの。画像も貼れます。
ひとこと日記をまとめ書き派にはもってこいですし、作文の下書きとして活用しても便利かと思います。
音声入力にはネット環境が必要ですが、キー入力なら繋がってなくても大丈夫なので、おでかけに持っていって記録→作文にまとめ、な流れも可能そう。
アプリ④:タイマー
大手企業の富士通さんなんですが、特別支援アプリを結構だしてくれています。そのひとつで、視覚支援できるタイマーです。
シンプルで使いやすく、視覚で見せるタイマーの形(四角や三角、円など)選べるところが素敵。
感情支援や絵カードのアプリ等も作られていて、全て無料なので、チェックされてみてもイイかもしれません。
アプリ⑤:Skype
通話とメッセージのため、入れました。googleハングアウトでも何でも良かったんですが、古いスマホにはSkypeしか対応してなかった…
なので、遊びにいくときスマホを持たせる…という方法はとらないのですが、私は出社してて長男はお留守番、といった場合には、これで連絡がとれます。
基本的にはあまり留守番させないようにしてますが、長期休暇ではあり得るシチュエーションなので助かるアプリですね。
あと、長男はメッセージ好きらしくw叱ったあとなど、Skypeで悪態をついてきたり謝ってきたりしますw
アプリ⑥:キッズ・プレイス
スマホ導入にあたり、一番気を使ったのがセキュリティ対策です。
google検索があるだけでも、子どもは何をしでかすかわかりません。このアプリでは、下記が可能です。
- 子どもに使わせたいアプリのみ置いたホーム画面を作れる
- 広告リンクには、ブロックされて飛ばなくなる
ホーム画面を変更したり、アプリ内容を変えたりしようとすると、必ずパスワードを求められます。無料でこの機能、ありがたいです。
長男スマホでは、キッズ・プレイスを常時起動して、上に紹介したアプリのみ表示させています。
その他
スマホ以外のICT教育としては、スマイルゼミをもう1年やってます。毎月シルバーかプラチナランクを獲得していて、まあまあ偉いですねw続いてます。
詳細は過去記事からどうぞ。
【子育てメモ】転園についてのアレコレ(2):親として、賭けに出るということ
次男が転園して、一ヶ月がたちました。
転園の経緯については、下記をお読みいただくとわかりやすい、かもしれません。
さて、どうなったかというと…
次男の現保育園、初の参観だったんですけど。予想はしてたけど。
— ママリ🐿じろう (@parariqa) 2017年2月8日
本当に楽しそうで伸び伸びしてて、集団行動も遅れることなく、苦労なくついていけてて。
前保育園で指摘され続けた「自分を出せない」課題…なんだった?くらい、彼らしく園生活をエンジョイしていた。まだ在籍一ヶ月なんだけど。
まあ、こんな感じで。
今のところ、転園して良かったことしかありません。あのとき、親子ともども思い切ってよかったなあ…と思う毎日です。
本日、はじめての保育参観があって、いろいろ思うところあったので書いてみます。
「合理的配慮」が生まれるトコロ
前保育園での葛藤は、あまりブログには残していません。それでもちらりと漏れる、もがく様子がみられるw 記事はこちら。
該当部分を引用してみます。
親は専門家じゃありません。むしろ「集団での教育」という面だけで見れば、あたりまえですが教師のほうがスペシャリストなわけです。その方々に対し、
絵カード貼ってください
とか
時間をこまめに示してやってください
とか指示してもですね、だいたいは聞いてくれない。いや、まずは言ってみるべきなんですけれども。言ったところで
とまどい、微笑して流される
というのが大半かもしれません。理由は「ひとりに手をかけられない」とか、いろいろでしょう。経験上無理、ということだって大いにあり得る。
このへん、本当に難しかった。そして、それが当たり前なんだろうと思ってたんですが、
現保育園では
合理的配慮が前提
の状況でした。
うん、やっぱりねー。頼んで出来るようなもんじゃないのかもしれない。「同じ職種なの?」ってくらい、先生方の意識が違うもん、ハッキリ言って。ほんとに悲しいことなんですが。
1.お支度がたいへんラク
まずお支度などのルーチンタスクは、極力少なく、合理化されてます。絵カード等で掲示もありますが、そもそもラクラクな仕組みなのです。
例えば、自前のハンカチとティッシュを前園では持っていくのが、当然。今は不要。
トイレとか手洗い場とか、そういうポイントに、引き抜き式のペーパータオルが置いてあります。蓋つきのゴミ箱も必ず一緒にあって、子供たちは自由に使って構いません。鼻が出ていても、さっと拭いてゴミ箱にポイ。動線スムーズ。
年長さんからハンカチとティッシュを持つ練習をして、それで問題ないようです。万事がそんな感じです。
2.勉強はしなくてよかった
今思えば、前保育園においては、『生活習慣の確立』や『コミュニケーション』は
おうちでのしつけ★
に類していて、出来ていなければ指摘し、家庭で徹底させるべきもの。つまりは親の宿題だったんだと思います。できて当たり前で、幼児期に応じた『勉強』…まあ宗教法人なので関連する教えですね。そこが最重要だったんだな、と。
現在の園は、 『コミュニケーション』や『生活習慣の確立』こそ重視したカリキュラム。そこを見て育てますよ、とのこと。
具体的にはカリキュラムが小難しくない、勉強的なことがない(するとしても、楽しい遊び程度)。机上学習はほぼ無い。
「前の園、すんげーツマンナイと思ってたのな、この子…」
今の次男を見てしみじみ、思ってしまいます。
3.各活動の前には、手書きの絵でササッと見通しを説明
これ、初めて見たときねー、泣きかけましたよね!
うちの子のためじゃなく、普通にやってたんです。当たり前の風景だったんです。子供たちも、それを見て、流れをしっかり理解していました。
凝った絵カードが必要なのではなく、見通しを必ず共有することが肝要。だから適当な手書きで十分。それは、どの子にとっても有効…
非常によくわかりました。
多分の話
これは、実感でしかないのだけれども。
最初から現在の保育園だったら、全く疑われないから、支援センターを受診にも至らなかったかも…と。
だって、本人も園も、困り感がゼロだから。
それはそれで宜しくないことなので、前の園にいた意味はあったな、ラッキーな面もあったなと思います。
環境でこんなにも変わってしまうことを、あらかじめ知ってるのと知らないのとでは全然違いますもんね。
まとめ
次男には、極々ゆっくりとしたペースで生活習慣や集団生活を学んで欲しい。ともかく、それが最優先。
こうした要望にかなう園だから、私は大満足なのでしょう。けれど、これがどの子にも当てはまるとは、さすがに思いません。
詳しくは書けませんが、地域柄、個人主義な面が強い子供ばかり。積極奇異で友達べったりが好きな長男には合わなかったかも。
おひとり様上等な次男だから、ピッタリきてるんだろうなあと思います。
ワーママ友達にも「幼稚園に引けを取らないレベルで行儀を身につけたい、学習も少しはさせたい」という方が多い印象です。凹凸がなければ、前の園もなかなか、優れた場所だったのかもしれませんね(フォロー)。
やっぱりさあ〜
ほんと、園選びって難しい…1歳じゃ、どこが合うなんて分からないよw
【子育てメモ】転園についてのアレコレ(1):親として、賭けに出るということ
こどもの環境を大きく変える
保育園を転園することにした。
今日は転園のために走り回って、身バレの心配が減る5年後くらいに書き残したい思いが10キロぶんくらい溜まった
— ママリ🐿じろう (@parariqa) 2016年12月9日
我が家の次男は、やはり凹凸を抱えている。集団行動が苦手なのだ。どちらかというと受け身で、パニクるとフリーズしてしまうタイプだ。
口頭での指示は極端に入りづらい。経験のないことや難しそうなタスクには、手をつけることもしない。怖くてできないのである。
今回の転園は、次男が1歳のころから慣れた環境を、がっつりチェンジするもの。大博打を打った格好だ。 フェイクも入れつつ、あくまで個人的な体験として記録してみたい。
現状の保育園は…
- 宗教法人による私立である
- クラスメイトもお母様方も、割と育ちがよくて上品
- 「しつけは厳しく、愛は豊かに」系
- 大人数クラス(3歳児クラスでほぼ30人に先生二人、加配一人)
次男は1歳のころから、ここに通っている。特性の傾向は、もともとあった。しかし3歳児クラスにあがって、唐突に凹凸が顕著になった。
先生の指示にほとんど従えず、自分から感情をあらわにすることもなく、能面のように過ごし、お友達ともほとんど交流をしない。
私は、いくつか要因があると思っている。
1)園が合わない
この園は、伝統に基づく厳格なしつけと、何より集団行動の大切さを重視していた。3歳児に上がって気づいた。合うわけがない…っていうか、同じく通って卒園した長男がどうやって乗り切ったのか不思議だし、申し訳なく感じるばかり。
2)担任が合わない
事実だからしょうがない。3歳児クラスの担任、次男と明らかにあわない。可愛がってはくれるんだけどね。ともかく指示語(アレとかソレとか)や口頭指示が多い人だった。あと、次男ができないことを「やる気」か「甘えんぼ」か、どちらかで説明することが多かった。
3)4歳児クラス並みに大人数
30人1クラスで先生ふたり(+α)は厳しすぎるものらしい。15人でひとりずつ、各クラスにつくのがスタンダード。
人数あたりの先生の数は同じじゃん?と思ってしまいそうだが、空間スペースの余裕が違ってくるし、小分けにしての指導とは、雲泥の差があるようだ。ちなみに、私立幼稚園はこのあたりだと、1クラス20人あたり1人である。午後の預かりがないので、このような差が出るのだろう。
まあ、愚痴はいくらでも出る。
現状園でもがんばってはみた
「お子さん、このままでは上のクラスになって苦労します」
担任はしょっぱなの懇談でそう言った。
苦労するから、教育相談センターへ行って、特別教室に参加してほしいと。もちろんすぐに申し込んだ。加えて、主治医が
「電話番号を伝えるから担任の先生に連絡してもらって。私がアドバイスします」
とまで言ってくださったので、喜んで伝えた。そのへんからなんか変になったな…
保育園が療育的に関わるということ
そもそも、「特性によるトラブルを療育的に解決したい」と考える保護者が現れたこと自体、一度もなかったのだろう。教育相談センター&保護者でどうにかするものだと思っていた気がする、保育園側は。
主治医のアドバイスは、主任が受けたようだった。
担任への引継ぎも特になかったみたい。現場に通達されなければ意味がなさすぎる。
「本人ぜんぜん困ってませんし、彼は彼だ!ということで温かく見守ります。お母さんもね、神経質にならず…のんびりいきましょう」
突然、そんなことも言い出す担任。180度違うぞ。
私のストレスはMAXに達し、各方面に泣きついて解決策を探った。教育相談センターを通じ、保育所相談を入れてみる。公的機関の相談員さん、子どもたちの1日を観察し、控えめながらひとこと。
「ちょっと、誰も知識がありませんね、あの園は」
しばらく様子を見たが、相談員さんのアドバイスは殆ど採用されていかなかった。その後、主任と話して信頼関係を築くのは難しいと判断。転園の申請手続きをはじめた。
あと、支援の詳細とか、保育士さんは知っててもおかしくないんだ。誰も知らないってパティーンばっかだったから、「普通の保育士さんは知らない、学ぶ必要もない」がデフォかと思っていた
— ママリ🐿じろう (@parariqa) 2016年12月9日
べつに悪い園じゃない
ひとことで言うと、この保育園は
伝統的な『私立幼稚園』の亜種 ※預かり時間が長く、保護者の負担が極端に少ない
という性格を持っていた。クラスの人数編成からいっても、多分そうなのだ。そういうところに行かせたい人が、行かせるべき園だった。
ぜんぜん場所も違うけど、例えば下記の保育園が似ている。*1
水天宮保育園 | 久留米市の保育園。水天宮を母体とした神社神道の基本的な精神の、浄く・正しく・明るく・ 素直な子どもたちを育成することを保育理念としています。水天宮保育園
この暮らし、まさにこんな感じ!だし、
年長まで通った兄の就学前は、完全にこういう感じだった。お勉強を多少して、礼儀作法を習って、宗教のお勉強をたまにして。きっちり、制服を着て。
「特性のある子は、幼稚園は大変。個性でなくて、集団行動重視のお勉強だから」
そういう話をよく聞いた。そのたび、へえ…今もけっこう集団行動させられてるけど、幼稚園ってもっとすごいのか。何するんだろ?と思っていた。違った。幼稚園並みに集団行動をする保育園だった。
『しつけと集団行動を重視する』なんて方針に、特別支援は全くと言っていいほどそぐわない。特別支援を推し進めるほど、園としてのアイデンティティは失われてしまうパラドックス。
なるほど。
保育園も選ばなければならなかった
特性のある子には、保育園が向くと言われる。身辺自立を教えてくれるから、と。私もそう思っていた。そして確かに、幼稚園よりは保育園が向いているのだろうと思う(トチくるって幼稚園に入れたりしなくてよかった)。しかし、
「幼稚園よりの保育園があり、それは思ったより厳しい」
なんてことは分からなかった。これから保育園を検討する方には、ぜひ覚えておいていただきたい豆知識だw
さて、転園先は…
話し合いを重ね、夫婦でも教育相談センターでも検討を重ねて、転園することにした。
転園先は、フラットな方針(であらざるを得ない)公立にこだわる。教育相談センターも公立なので、連携もしやすいと見込んだ。
いくつか見て、公立園であっても各所、特徴は現れるということに気付く。公立の保育園は、立地するエリアによって特徴づけられるのだ。
今日ほぼ転園がきまったところは、公立だけど土地柄により、相当に自由な保育園。同調圧力の低さに、私は本当に唖然としてしまった https://t.co/tcWAsXfoWu
— ママリ🐿じろう (@parariqa) 2016年12月9日
さてどうなることか。転園後、また書きたい。よろしかったらお待ちくださいな。
*1:※ここが、特性を持った子に理解のない園というわけではありません!カリキュラム上の類似点を示す意図です。
【凹凸ライフハック】料理ぎらいを視覚支援マンが何とかしようとしている話
つうか家事ってマルチタスクすぎだし、オーバーワーク杉。旦那に「家族みんなで過ごせることが一番の報酬だろう」って言われてキレかけたわ
— ママリじろう (@parariqa) 2016年10月22日
今日の午前中、ツイットランドで荒ぶっておりました。
しんどい
今週はとくにしんどいシーズンだった。
単純に、仕事のメンバーに所用が重なり人員少なめ。えらい忙しさのなか、放課後デイとか児童発達支援はふつーにこなさなきゃダメだし、加えてくだんの芋パーティ企画なんかも詰めないといけない時期にきちゃって、
死ぬよね?(はるな愛の身振りで)
としか思えない毎日でした。
とくに弱い部分「料理」が嫌になってくる
@parariqa いちばん苦痛なのは料理。私自身はおなか一杯になりさえすれば食事に興味がなく、かといって宅配も頼んだことあるけど子供たちは一切食べたがらなかった。次が宿題や時間割などの勉強。すごい時間がかかるし消耗する。最後が風呂から寝かしつけ、放っておくと深夜まで寝ない。
— ママリじろう (@parariqa) 2016年10月22日
いや、作ること自体は嫌いじゃないんですよ。
単純に、段取りがシンプル化しにくい部分が苦手なんだと思う。料理って、いくらでも選択肢があるじゃないですか?材料も、スーパーに行ったら昨今あふれるほどあって選ばなきゃならない。選ぶの嫌い。
それにさ、究極言ったら、買えばすぐ間に合うじゃないですか。
掃除はかんたんに外注できないっすからね…
そのへん、妙に現実的な部分があって。料理、きらいというか面倒くささを捨てられないんす。
やる気のなさに拍車をかける「偏食」
あとね、おれは発達障がい児を育てる上での「あるある」かなって思うんですけど、ちょっとでも凝ったものとか気に入らないものは一切口にしない。これはどちらの兄弟も同じです。
無理に口に入れても吐きますから。
これ、結構わたしのメンタルに影響してるな…と思うことが多くて。お母さんのごはん美味しいね、っていうこと無いんですよ。滅多に。焼きそばUFOとかだったらあるんですけど、普通に作ったご飯で「美味しい」って言ったこと無い。あ、お菓子だったらあるけども。
モチベーション0どころか、マイナスなんですよね。
出ました、視覚支援
わたしは視覚支援マンなので、自分にたいしてもやってみたくなったわけです。
どうせ食べられる食材は限られる。じゃあそれをマグネットにして選んでいけばいい。
- 野菜3種
- 肉1種
- 炭水化物(マグネットには含まれない)
とりあえず栄養バランスは考えません。そんなことをしたら心が死んでしまいます。ともかく、日々を回すことを考えなければ。
カテゴリつくってみる
まあできるかわかりませんけどw、こつこつ毎日、視覚支援ボード&実際の料理を記録してみようかと。とりあえずカテゴリ作った。